西川ゴム工業の24年3月期第2四半期連結決算は、売上高が571億4800万円で同23・9%増、営業利益は12億1600万円(前年同期は10億100万円の営業損失)、経常利益は28億2200万円(前年同期は9200万円の利益)、四半期純利益は16億500万円(前年同期は2700万円の純損失)となった。
地域別では、日本の売上高は273億8900万円で同21・5%増、営業利益は24億7100万円(前年同期は3800万円の営業損失)となった。自動車生産台数が前年同期比で増加したことに加え合理化活動などにより増収増益となった。
北米の売上高は205億6500万円で同37・2%増、営業損失は22億7100万円(前年同期は17億8400万円の営業損失)となった。自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどで増収。ただ、営業利益は労働環境の逼迫による特別費用の支出等で損失だった。
東アジアの売上高は60億7300万円で同15・1%減、営業利益は1200万円で同93・9%減となった。
東南アジアの売上高は63億6800万円で同32・5%増、営業利益は10億2800万円で同73・7%増となった。
24年3月期通期業績は売上、利益ともに前回発表を上方修正した。売上高は1180億円(前回発表136億円増、増減率13・0%増)、営業利益は49億円(同15億円増、同44・1%増)、経常利益は71億円(同27億円増、同61・4%増)、当期純利益は35億円(同11億円増、同45・8%増)を見込んでいる。
2023年11月09日