TOYO TIREは11月8日、米国タイヤ販売子会社Toyo Tire U.S.A.Corp.(TTC)とともに、11月13日(月)から11月18日(土)にかけて、メキシコのバハ・カリフォルニア半島で開催される第56回「SCORE BAJA1000(バハ1000)」に参戦する選手チームに対し、同社製ピックアップトラック/SUV用タイヤ「オープンカントリー」シリーズを供給し、同レースでの活躍をサポートすることを発表した。
「SCORE World Desert Championship」(全4戦)の最終戦「SCORE BAJA1000」は、バハ・カリフォルニア半島の都市ラパスからエンセナーダまでの全行程約1300マイル(約2090km)を一気に走破する世界でも有数の過酷なオフロードレース。山岳地帯や砂漠地帯の荒れた路面を高速で完走するためには、ドライバーの高度なテクニックに加え、装着タイヤの悪路走破性と高い耐久性が必要になる。
同社が本レースに供給する「オープンカントリー」シリーズは、世界各地のオフロードレースへの参戦で培った経験をフィードバックし、開発を重ねてきた製品。荒れた路面をしっかり捉え、走行中の衝撃などに対して耐久性の高いタフネス構造を生かして、これまで数々の勝利に貢献してきた。
今回は、本年のSCOREシリーズBAJA500とBAJA400で連続優勝しているBryce Menzies(ブライス・メンジス)が率いるチームと2019年のBAJA1000で優勝を果たしたAlan Ampudia(アラン・アンプディア)が率いるチームの車両に「オープンカントリーM/T」をレース用にチューンアップした「オープンカントリーM/T-R」を供給する。
さらに、同社と戦略的パートナーシップを締結しているSUV・四輪駆動車用総合パーツメーカーのジャオスが運営するレースチーム「TEAM JAOS(チームジャオス)」の参戦車両に「オープンカントリーR/T」を供給する。
同社およびTTCは、現在総合ランキングトップのブライス・メンジス選手をはじめとするサポート選手とともに年間優勝をめざす。
2023年11月10日