大日精化工業の2024年3月期第2四半期決算は595億1200万円で前年同期比4・1%減、営業利益は17億800万円で同4・7%減、経常利益は21億4400万円で同12・7%減、四半期純利益は25億4400万円で同57・0%増となった。
ポリマー&コーティングマテリアル事業の売上高は119億1900万円で同0・5%減、営業利益は13億2800万円で同27・7%増となった。ウレタン樹脂の売上高は、輸送業界向けで自動車生産の持ち直しにより堅調に推移した一方、産業資材向けの感熱記録用コーティング剤が低調に推移した。情報電子業界向けのUVコート剤は、液晶ディスプレイ向けの需要が回復し好調に推移した。
24年3月期通期の連結業績予想は、売上高が1204億円で同1・3%減、営業利益が44億円で同66・9%増、経常利益は45億円で同33・4%増、当期純利益は41億円で同104・3%増を予想している。
2023年11月10日