日本自動車タイヤ協会は11月10日、静岡県警察本部交通部高速道路交通警察隊をはじめ、関係各位の協力を得て、去る10月18日、東名高速道路・浜名湖サービスエリアにおいてタイヤ点検を行ったと発表した。
このタイヤ点検は、タイヤ整備不良に起因する自動車事故の未然防止を図ることを目的に、東名高速道路が全線開通した当初より実施しているものであり、今年で55回目となる。
同会が実施しているこの他のタイヤ点検の結果からもタイヤの日常点検・整備等が適正に行われていないことが窺えるため、今後も本点検をはじめとする様々な啓発活動の中でタイヤ適正使用・管理の重要性を訴求していく。
静岡県警察本部交通部高速道路交通警察隊、中日本高速道路東京支社、静岡県トラック協会、静岡県高速道路交通安全協議会が協力し、その他、静岡県トラック協会と共同で、トラックドライバーに対し、リーフレットの配布等による安全啓発活動を実施致した。
対象車種は、乗用車で、タイヤ整備不良に起因する自動車事故の未然防止を図ることが目的となる。
今回、タイヤ点検を行った車両は乗用車 82台、タイヤ整備不良となったのは、82台中43台、不良率54%、増減4、前回不良率48%となる。
タイヤ整備不良の「項目別」内訳(乗用車)は、タイヤ溝不足が1件、不良率1%、前回増減1、前回不良率0%、辺摩耗が2件、不良率2%、前回増減2、前回不良率0%、外傷が0件、不良率0%、前回増減マイナス1、前回不良率1%、釘、異物踏み0件、不良率0%、前回増減0、前回不良率0%、空気圧不足39件、不良率48%、前回増減4、前回不良率44%、その他、4件、不良率5%、前回増減マイナス2、前回不良率7%となる。
2023年11月13日