ブリヂストンは11月28日、同社のグループ会社であるブリヂストンリテールジャパンが、乗用車用タイヤチェーン店コクピット・タイヤ館のスタッフを対象に、ユーザーの要望への対応力や商品・サービス提案力を競う「接客グランプリ」ならびに、タイヤ交換作業の正確さとスピードを競う「技能グランプリ」を、２０２３年９月６日に東京都小平市で開催したと発表した。
両競技会には地区予選を含め総勢４２５名が参加し、ユーザーに選ばれる店舗に向けた知識や技術の研鑽を行った。
「接客グランプリ」は、小売スタッフの接客力の向上を目的に実施している大会で、１９９６年から実施している。ロールプレイング形式で選手（スタッフ）がユーザー役に対し商談を実施し、適切な対応・ユーザーの困りごとに寄り添った提案が出来ているかを採点し、ポイントを競い合うものとなる。
同大会では、特に同社のＤＮＡである「ユーザーの困りごとに寄り添う」に則った「一人ひとりに合った顧客視点の接客で、Ｌｉｆｅ Ｔｉｍｅ Ｖａｌｕｅ向上を図る」、をテーマに競った。
「技能グランプリ」は、サービススタッフの作業スキル向上を目的に実施している大会で、２０２２年から実施している。車両に装着しているタイヤを外し、新品タイヤに交換し、車両に装着する過程を作業標準通りかつスピーディに作業が出来ているか等によって採点するポイントを競い合うものとなる。同大会では、「専門店ならではの正確性と質の高い作業」をテーマに競った。
今回開催した「接客グランプリ」と「技能グランプリ」では、チェーン店の模範となる選手が出場した。出場選手による優れた競技事例を共有することで、コクピット・タイヤ館チェーン全体の「接客・接遇力／作業品質」といったサービス力の底上げを実現する。
同社は、昨年発表した「２０３０年長期戦略アスピレーション（実現したい姿）」に沿って、プレミアムタイヤ事業や、プレミアムタイヤ・サービスを現場でユーザーに提供する小売サービスソリューションネットワークの拡充をグローバルで推進している。
日本国内においては「Ｂ－ｓｅｌｅｃｔ」などの「断トツネットワーク」による「断トツ商品」や「断トツサービス」の提供を通じて、ユーザーへプレミアムな顧客体験を提供しタイヤの使用をより安心・安全なものにすることで社会価値と顧客価値の創造を両立していく。
同社は「接客・技能グランプリ」を通じたスタッフのさらなる知識・技術・提案力の向上により、店舗近隣にお住いのユーザー様の安全を足元から支えるとともに、ユーザーの困りごとや要望を的確に把握し、接客を通じた対応・提案を行うことで企業コミットメント「Ｂｒｉｄｇｅｓｔｏｎｅ Ｅ８ Ｃｏｍｍｉｔｍｅｎｔ」に掲げる「Ｅａｓｅより安全で心地よいモビリティライフを支えること」にコミットしていく。
接客グランプリ競技の様子
技能グランプリ競技の様子
