豊田合成は11月29日、自動車市場として成長を続ける中国で、主力のセーフティシステム製品の生産体制を強化するために広東省に新設した工場において、11月28日に開所式を開催したと発表した。
新工場は同社のグループ会社である豊田合成(佛山)汽車部品有限公司の分工場として建設した。中国での自動車生産の拡大や安全規制強化により見込まれる、エアバッグなどの需要拡大に対応していく。また、新工場は、同社の最新の生産技術を導入した「スマート工場」として、製品の組み付け・搬送などの自働化や設備の電動化を通じ、効率的で環境に配慮したモノづくりを追求する。
2023年11月30日