三菱ケミのBioPBS FANLAB紙コップに採用

2023年12月01日

ゴムタイムス社

 三菱ケミカルグループは11月30日、植物由来の生分解性樹脂「BioPBS」を使用した紙コップが、八ヶ岳エリアで資源循環型システムの構築を目指す地域商社、FOOD AGRI NEXT LAB(FANLAB)に採用されたことを発表した。今回採用された10万個の紙コップは、FANLABが運営する子供向け教育プログラム「N=Yatsugatake体験型サステナブルプログラム」で食事提供の際に使用され、堆肥施設で食品残渣や落ち葉などと一緒に堆肥化される。同プログラムでは、その堆肥を用いて育てられた野菜も提供される予定。
 2023年11月20日には、「N=Yatsugatake体験型サステナブルプログラム」のPRを目的に、長野県諏訪郡の富士見パノラマリゾートにて、落ち葉収集やBioPBS採用の紙コップを用いた堆肥製造の体験イベントが開催された。爽やかな秋晴れのもと、地元の高校生などが参加し、日常生活で何気なく使用している紙コップなどの資源循環・有効活用について考えた。
 同社グループは、革新的なソリューションを提供するスペシャリティマテリアルグループとして、これからもBioPBSの展開を通じ高付加価値な製品を提供するとともに、サステナブルな社会の実現に貢献していく。

紙コップ

紙コップ

11月20日のイベントの様子

11月20日のイベントの様子

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