東ソーは12月1日、中性無水芒硝(芒硝)の生産と販売の停止を決定したと発表した。
同社は、1988年に芒硝の生産を開始して以来、安定供給に努め、事業展開を行ってきたが、近年は事業を取り巻く環境が厳しさを増している。
これまで自助努力や価格改定といったあらゆる収益改善策を実施してきたが、今後も事業環境が好転する見通しが立たないことから、同社は芒硝事業の継続を断念し、2024年9月(予定)に生産を停止することとした。
生産停止するのは生産能力24000t/年の芒硝製造設備(同社南陽事業所内)。生産停止時期は2024年9月末、販売終了時期は2024年12月末を予定している。
2023年12月04日