東ソーが参画のGXリーグ 「グリーン商材の付加価値付けに関する提言書」公表

2023年12月05日

ゴムタイムス社

 東ソーは12月4日、同社が参画したGXリーグの「グリーン商材の付加価値付け検討ワーキング・グループ」において、「グリーン商材の付加価値付けに関する提言書」がまとめられ公表されたことを発表した。
 「グリーン商材の付加価値付け検討ワーキング・グループ」(グリーン商材WG)は、経済産業省が2022年3月に発足したGXリーグの参画企業17社から構成される。
 2023年3月の発足以来、グリーン商材WGは、参画企業のグリーン商材候補をもとに、そのグリーン価値(グリーン商材が持つ環境負荷の低減価値)がグローバル市場において付加価値として認識され、活用されるための課題と課題解決のための仕組みについて検討を重ねてきた。本提言書では、グリーン商材の高付加価値化の指針案と先行事例を示すとともに、商材のグリーン価値に関する計測・算定手法、効果的な配分方法、経済活用の方法などを紹介している。なお、グリーン商材WGは、参画企業17社のほか、オブザーバー(一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)及び一般社団法人日本電機工業会(JEMA))で構成されている。
 GXリーグでは、日立製作所、他4社をリーダー企業とする「グリーン商材の付加価値付け検討ワーキング・グループ(WG)」の活動が2023年3月より開始していたが、このたび、製品・サービスのグリーン価値の在り方についての検討成果を、最終報告書としてリリースした。
 最終報告書では、WG参加企業の取組事例紹介を交えながら、業種・業界を横断した見地から、グリーン価値に関する考え方の整理と、今後の市場形成に向けた提言を記載している。

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