横浜ゴムのまごころ基金 チャンス・フォー・チルドレンに寄付

2023年12月06日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは12月5日、同社の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が、2023年11月に経済的な困難を抱える子どもたちの教育を支援する公益社団法人「チャンス・フォー・チルドレン」へ活動支援金を寄付したと発表した。同社はマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は60万円となる。同団体への支援は、2021年の支援開始から数えて3度目。
 「チャンス・フォー・チルドレン」は、家庭の経済格差による子どもの教育格差を解消し、貧困の世代間連鎖を断ち切ることを目的に、経済的な困難を抱える子どもたちに塾や習い事、体験活動などで利用できるスタディクーポンを提供するなどの支援を行っている。今回の支援金は経済的困難を抱える家庭の子どもたちに、スポーツや音楽、キャンプなど学校外のさまざまな体験機会を届けるため、2023年より開始された新規プロジェクトである体験奨学金事業「ハロカル」で活用される。
 「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立された。
 同社グループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画「ヨコハマ・トランスフォーメーション2023(YX2023)」のサステナビリティ経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていく。

ハロカル事業提供の体験機会例

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