UBEは12月11日、同社グループのサプライチェーン全体での温室効果ガス(GHG)の排出削減2030年度目標について、認定機関であるSBTイニシアチブ(SBTi)より、その基準および推奨事項への適合認定を受けたと発表した。同社グループのScope1及びScope2のGHG削減目標は、SBTiの審査により、地球の気温上昇を産業革命前と比べて1・5℃に抑える取り組みに整合することが確認された。
同社グループは、2021年度を基準年として、2030年度までにScope1及び2のGHG排出量の総量を45%削減、さらに同期間に、Scope3のGHG排出量の総量のうち、「購入した製品・サービス」、「販売した製品の廃棄」および「投資」による排出量を25%削減することを誓約する。
同社グループでは気候変動を、地球規模の深刻な緊急の課題であると同時に、グループの持続可能な事業運営を脅かすリスクとして捉えている。今回の認定を受け、同社グループでは、バリューチェーン全体でのGHGの排出削減の取り組みを一層推進していく。
2023年12月12日