住友グループが起⼯式開催 ⼤阪・関⻄万博「住友館」

2023年12月13日

ゴムタイムス社

 住友グループは12月12日、2025年⽇本国際博覧会(⼤阪・関⻄万博)の会場となる夢洲のパビリオン建設予定地において、「住友館」起⼯式を2023年12⽉11⽇に執り⾏ったと発表した。
 住友館の建築は、同社の発展の礎である四国「別⼦の嶺」から着想を得て、⼭々が連続するシルエットを表現したデザインとなっている。住友館は、400年に及ぶ歴史の中で同社が時を超えて継承し続けた「住友の森」の⽊々を建築に活⽤している。⽊材の加⼯⽅法「合板」を⽤いることで、⽊々を余すことなく利⽤し「1本1本のいのちを⼤切にしたい」という想いを実現した。さらに、桂剥き後に残った「芯」も、ベンチなどに姿を変えて住友館に設置する。
 同社は、⽊材資源の有効活⽤とリサイクルを実現し、エコロジーとエコノミーを両⽴させながら、⽊のぬくもりと安らぎのある「住友館」を建設し、多くの⼈々に関⼼を寄せていただき、未来への希望を思い描けるようなパビリオンの実現に向けて出展準備を進めていく。
 2025年⼤阪・関⻄万博の開幕まで残り500⽇を切った。同社グループはこれまで培ってきた英知や技術、⼈材を集結させ、同社グループの総合⼒で社会課題に挑む。⼈々の⼼を動かし、時代に変化を与え、未来への希望を創出できるような展⽰や、夢のあるエンターテイメントを通じて、みなが集い語れる場にしていく。

起⼯式の様子

起⼯式の様子

住友館 建築外観デザイン

住友館 建築外観デザイン

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