カスタムカーの祭典にタイヤ各社が出展
エアロパーツを装着してチューンアップを施したカスタマイズカーや、関連製品を展示するイベント「TOKYO AUTO SALON 2012 with NAPAC」が1月13日~15日の3日間、千葉・幕張メッセで開催された。
東京オートサロンはカスタムカー文化の確立を目指し1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタートし、今回で開催30周年を迎える。
総出展者数は367社、展示車両も630台展示され、多くの来場者でにぎわった。
東洋ゴム工業
東洋ゴム工業の国内販売子会社である㈱トーヨータイヤジャパンは、サロン内ブースにおいて、1月5日に発売れたプレミアムスポーツタイヤ「PROXES T1 Sport」の商品説明会を開催した。
㈱トーヨータイヤジャパン山崎豊隆社長のあいさつの後、技術説明をタイヤ技術第1部の川上和紀氏が行った。新商品は欧州市場で先行販売を行い、高次元の運動性能を持つプレステージカーを満足させるハイパフォーマンスタイヤであることがマーケットで評価されている。
ブースでは、ミニバン専用タイヤの「TRANPATH(トランパス)」やハイパフォーマンスタイヤである「PROXES(プロクセス)」を展示した。展示タイヤの横に指向性スピーカーを設置し、メッセージとサウンドによって来場者にタイヤの持つ世界観を訴求した。また、“実際に操作出来る飛び出す映像カタログ”を駆使し、タイヤの商品説明を行った。 そのほかには、タイヤが出来るまでの工程をわかりやすく説明したディスプレイを設置したほか、ツイッターでフォローすれば賞品があたる懸賞企画キャンペーンも実施した。
ブリヂストン
同ブースでは低燃費タイヤ「ECOPIA」の新商品「ECOPIA PZ―X」「ECOPIA PZ―XC」「ECOPIA PRV」や第8回エコプロダクツ大賞にて、エコプロダクツ部門エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)を受賞した、同社初の市販用ランフラットタイヤ「POTENZA S001 RFT」、街乗りからサーキット走行まで、実感できる速さと楽しさを追求した「POTENZA RE―11」などを展示した。
13日には、執行役員生産技術基礎開発担当川合誠一郎氏が、これまでのカラータイヤ技術とは異なる新しいタイヤサイド部へのカラー印刷技術を紹介した。その後、女優の平愛梨さんを迎え、タイヤ印刷についてトークセッションを行った。
横浜ゴム
今回はグローバル・フラッグシップブランド「ADVAN(アドバン)」と「環境性能のさらなる向上+人に、社会に優しい」をテーマとした新しい低燃費タイヤ「BluEarth(ブルーアース)」の2大ブランドで、様々なドレスアップ&インチアップスタイルを提案した。
ブースでは「スポーツ」「プレミアム」「低燃費」の3つのゾーンを設け、それぞれのユーザー志向に合わせたヨコハマスタイルを多数のイメージ車両とともに分かりやすく紹介した。
「スポーツ」ゾーンではヨコハマ最強のストリートタイヤ「ADVAN NEOVA AD08」をメインに、真に走りを愛するユーザー向けのスタイルを提案。
「プレミアム」ゾーンでは最高峰のドライビングとコンフォートを楽しむ大人のスタイル向けに、ハイパワーサルーン向けタイヤ「ADVAN Sport」と最高峰コンフォートタイヤ「ADVAN dB」を紹介した。「低燃費」ゾーンでは低燃費性能を高めつつ“ドライビングプレジャー”を重視する開発姿勢を強く印象づけるため、低燃費性能に力強い走りをプラスしたプレミアムタイヤ「BluEarth―A」や、ミニバン専用プレミアムタイヤ「BluEarth RV―01」を、輸入ハイパワーサルーンや高級ワンボックスカーなどに装着して展示した。
15日にはレーシングドライバーの谷口信輝選手と新井敏弘選手によるトークショーも開催され、多くの来場者が訪れていた。