住友理工は12月14日、電池サプライチェーン(電池の材料、部品およびその原料に関わる産業)の国際競争力強化を推進する団体「電池サプライチェーン協議会(BASC)」に加入することを決定したと発表した。
これは、2021年4月1日に一般社団法人として設立された、脱炭素社会実現に向けて電池サプライチェーンの国際標準化や電池エコシステム構築等の活動を行う団体BASC に同社が会員として参加するものとなる。
同社は、リチウムイオン電池(LIB)の安全性に寄与する部材として、電池セル間断熱材を手がけており、他に開発を進めている電池関連部材も合わせ、電池サプライチェーンの発展を通じて脱炭素社会実現に貢献するため、BASCの各参加企業・団体の方々と積極的に研究開発に取り組んでいく。
団体名称は、電池サプライチェーン協議会 (Battery Association for Supply Chain、BASC)、形態は、一般社団法人、設立は2021年4月1日、目的は、電池サプライチェーンの健全な発展を図る、会員は、同社含めた電池サプライチェーン関連企業177社(2023年12月1日時点)となる。
同社グループは、経営 Vision「2029年住友理工グループ Vision」にて、2029年のありたい姿を「理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続ける、リーディンカンパニー」と設定した。今後も、同社グループは安全・快適の提供拡大に向けた技術の進化・融合を推進し、社会課題解決に貢献していく。
2023年12月15日