■ 新年インタビュー
再生材事業さらに拡大へ
明治ゴム化成 岩崎吉夫社長
今年度(23年度)が現中計の最終年度を迎えた明治ゴム化成。岩崎夫社長に23年を振り返ってもらいつつ、現中計の進捗状況や新中計の骨子などを聞いた。
◆23年を振り返って。
当社グループの23年度上期は5事業(印刷機材、合成樹脂、工業用品、自動車部品、フレックスホース)ともに黒字を確保、計画比でも増収増益となった。需要回復に加え、原材料高騰分を製品価格に一部転嫁できたこと、生産性向上に向けた取り組みを続けていることも寄与した。5事業のうち印刷機材事業は中国とアジア市場における受注が増加し、グループ全体でも増収増益だった。同事業では業界再編が進むなか、今後は更なるシェア拡大と高品質製品の販売強化、新製品・新工法の開発に取り組む。
合成樹脂事業はほぼ全ての製品が増収。グループ全体でも増収増益だった。再生材事業は、これまで自社で販売したものを回収し製品に再生する
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