デンカは12月19日、青海工場配管破裂事故後のクロロプレンゴム製造プラントの再稼働について、使用停止命令を解除する旨の通知を受領したと発表した。6月14日の事故発生以降、当局からの停止命令に基づき、事故が発生したクロロプレンゴム製造プラントにおける一部の系列設備を停止していたが、このたび、当局より安全の維持および災害の発生防止が図られたことで、使用停止命令を解除する旨の通知を受領した。
同通知を受け、同社は停止していた同該設備(クロロプレンモノマー5MCプラント)について、12月16日より再稼働の準備を開始し、12月18日に稼働を再開した。
改めて、地域の方々、協力会社の方々ならびに従業員への配慮も含め安全最優先の下、安定操業・安定供給に努めていく。なお、事故調査委員会による最終報告書は 2024 年1月頃に取りまとめられ、同社は受領次第、公表する予定となる。
2023年12月20日