朝日ラバーは12月19日、同日開催の取締役会において、福島県西白河郡にある同社第二福島工場の増築を行うことを決議したと発表した。
同社は、2023年4月から第14次三ヵ年中期経営計画をスタートし、光学事業、医療・ライフサイエンス事業、機能事業、通信事業の4事業の成長による企業価値の向上を努めている。そのうち、医療・ライフサイエンス事業では、光学事業に続く収益の第二の柱として成長すべく活動を続けている。
同事業の製品を開発・生産する工場は、福島県西白河郡泉崎村の第二福島工場(2002年建設)と、福島県白河市に白河第二工場(2017年建設)があるが、今後の開発製品の受注見通しを踏まえて、第二福島工場の生産能力を増強させるために、同工場を増築することとした。
増築部分で生産する製品は、診断・治療向けの医療用ゴム製品で、増築スケジュールは2025年3月着工予定、2026年3月完成予定、同4月稼動予定となっている。
2023年12月21日