日本ゼオンは12月21日、同社と兵庫県立大学が、相互における幅広い分野での人材の育成・交流や共同研究の推進・社会活用等を進めるべく、このたび、連携・協力協定を締結したと発表した。
今後は産学連携で、社会課題解決に向けた取り組みを加速する。
同社と兵庫県立大学は、２０２２年８月より同大・先端医療工学研究所内に設置している「イノベーションサロン」において、同社中期経営計画 ＳＴＡＧＥ30で掲げる重点４分野のうちの１つである医療・ライフサイエンス分野の新規事業探索を目指し活動している。
今回の協定は、この活動をさらに発展させるべく、組織や分野を越えた多様な連携を推進、加速するために締結したものとなる。今後は両者における人材の育成・交流をはじめとし、共同研究の推進・社会活用等産学で連携し、社会課題解決に向けて取り組んでいく。
協定締結日は、２０２３年12月21日、連携・協力事項の１つ目は、共同研究講座の設置等による共同研究の実施並びに研究者及びマネージャーの育成・交流、２つ目は、事業化に向けた知財戦略の策定のため、また、スタートアップ・ベンチャー支援等のための人材の育成・交流、３つ目は、組織、分野を越えた多様な連携の推進による研究成果の事業化、社会活用推進及びそれに向けた新たな規制や法制度等の研究、実証事業等の実施となる。
同社代表取締役社長・豊嶋氏（写真左）と兵庫県立大・髙坂学長
