ブリヂストンは12月21日、世界的なサステナビリティ指数の1つである「Dow Jones Sustainability World Index」(DJSI World)の構成銘柄に選定されたと発表した。昨年に引き続き2年連続であり、今回で5回目の選定となる。また、アジア・大洋州地域の企業で構成される「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index」(DJSI Asia Pacific)にも14年連続で選定されている。
「Dow Jones Sustainability Index」(DJSI)は、S&P Dow Jones Indices社による投資家向けのグローバルなサステナビリティ指標。毎年、世界の10,000社以上を対象に「環境」「社会」「ガバナンス・経済」の3つの側面から企業の持続可能性を数値化して評価し、業界別の評価結果が上位約10%の企業を「DJSI World」に選定している。2023年は、世界の主要企業約2,500社のうち321社が「DJSI World」に、アジア・太平洋地域の約600社のうち156社が「DJSI Asia Pacific」に選定されており、同社は自動車及び自動車部品部門において選出された。
同社は、サステナビリティを経営の中核に据え、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」をビジョンとし、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を軸に変革を加速している。商品を「創って売る」「使う」、原材料に「戻す」というバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル化・サーキュラーエコノミーの実現、さらにはネイチャーポジティブに向けた取り組みを強化し、ビジネスモデルをより循環型・再生型へと進化させていく。今回の評価では、「Resource Efficiency and Circularity(資源効率と循環性)」、「Waste(廃棄物)」、「Transparency & Reporting(透明性と報告)」の項目で満点を獲得している。
同社は、今後も「Bridgestone E8 Commitment」を指針として、サステナビリティとビジネスの成長を両立し、従業員、社会、パートナー、ユーザーといった様々なステークホルダーと共に価値を創出することで、未来に対する責任を果たし、持続可能な社会を支えることにコミットしていく。
2023年12月25日