新しく迎えた２０２４年ですが、昨年のような業績が続くようでは、「ユニチカグループの存続はない」という意識を持っていただきたいと思います。
私としてもそのような覚悟を持ち、なんとしても業績を回復させるという思いをもって、先頭に立ってあらゆる施策を、実行に移していきたいと考えています。
新年にあたり、私から従業員の皆さんにお願いしたいことを、この機会に述べたいと思います。
また、連結業績で初めての通期営業赤字予想の公表を余儀なくされている現状では、当社はグループ設立以来の危機的な状況にあるという認識を持っていただきたいと思います。この難局を乗り切るためには、一人一人が力を合わせ、グループ一丸となって対処するより他はないと考えます。
皆さんに是非お願いしたいのは、それぞれの立場において、やるべきことを徹底的にやっていただきたい、ということです。
やるべきこととは、「従来の製品の売上をさらに伸ばす。」「値上げをして売上利益を増やす。」そして「原単位を改善して少しでもコストを低減する」、さらには、「新規顧客を開拓する」など、「当たり前の努力」です。当たり前の努力を積み重ね、愚直にやり続けるしか、ユニチカグループの業績を回復させる方法はないと考えます。
お一人お一人には、それぞれの役割をしっかりと果たしていただきたいと思います。ユニチカグループ全員の力を合わせれば大きな力となって、必ずや業績の回復につながるものと信じています。
我々経営陣も先頭に立って業績回復に取り組んでいきますので、それぞれの職場では、皆さん方はリーダーとして力強くグループを牽引していただくよう、お願いします。
