カネカは1月10日、同社のカネカ生分解性バイオポリマー GreenPlanetを使用したカミソリが 、東急ホテルズ&リゾーツで採用が決定し、1月から順次、東急ホテルズ&リゾーツが運営するホテルで導入されると発表した。
ホテルチェーンでGreenPlanetを使用したカミソリが採用されるのは国内初となる。なお、このGreenPlanet製カミソリは同社と貝印で共同開発した。
GreenPlanetは、石油資源に依存せず、環境にやさしいソリューションを提供したいという思いを原点に同社が開発した100%バイオマス由来の生分解性バイオポリマーとなる。幅広い環境下で優れた生分解性を有し、土壌中に加え海水中でも容易に分解されCO2と水に戻るため、プラスチックによる環境汚染問題の解決に貢献する。
東急ホテルズ&リゾーツは、サステナブルなホテルづくりを掲げ、循環型社会の実現に取り組んでおり、主要な客室アメニティにおいて、歯ブラシ、ヘアブラシに続く3点目のGreenPlanet製品としてカミソリを採用いただいた。
貝印は、国内ホテル向け業務カミソリのシェアトップクラスで、サステナビリティの向上を開発方針として掲げており、GreenPlanetを活用し環境負荷低減に貢献すべく、この度同社との共同開発を進めてきた。
同社は「カネカは世界を健康にする。KANEKA thinks “Wellness First”.」という考えのもと、ソリューションプロバイダーとしてグローバルに価値を提供している。今後も東急ホテルズ&リゾーツ、貝印との連携を強化し、サステナブルな社会の実現を目指している。
2024年01月11日