■ 新年インタビュー
組織体制の変更に手応え
西川ゴム工業 小川秀樹社長
次世代役員候補の育成を目的に組織体制を一新した西川ゴム工業。昨年4月に社長に就任した小川秀樹社長に国内外の現況や新年の抱負などを聞いた。
◆昨年を振り返って。
世界情勢が落ち着かない中で、ゴム原料の値上げや中国経済の減速に伴う顧客への影響などがあった。一方、コロナが5類に移行し、お客様との接点を持ちながら躍動できた年だと思う。
23年度は組織体制を一新した。従来6本部制だった組織を10本部制に変更した。従来はボードメンバーが本部長を兼任していたが、執行役員に本部長の権限を委譲し、ボードメンバーは統括本部長として今までよりも少し高い視点から経営を見るようにした。組織の守備範囲を少し狭くすることで、専門性の深掘や課題解決の迅速化などを図るのが狙いだが、組織体制の変更
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