能登半島を中心とする大地震で被災された方々や被災地支援のため、ゴムや樹脂関連で義援金などを通じ支援の輪が広がっている。1月11日までに被災地支援を発表した企業は次の通り。一日も早い復興を願いゴム樹脂企業による被災地支援の動きは広がりそうだ。
特殊合成ゴムなど各種ゴム混練りの加工販売や小分け計量などを展開する竹原ゴム加工は1月9日、能登半島を中心に発生した地震に対して日本赤十字社を通じて義援金100万円を寄付したと発表した。
東洋紡および東洋紡エムシーは1月10日、能登半島地震による支援策を発表した。支援内容は東洋紡グループとして義援金1千万円を、日本赤十字社を通じて寄付する。東洋紡エムシーが製造販売する「ブレスエアー」を用いた寒冷地対応の防災寝袋約300枚を支援物資として被災地へ供出する。
クラレは1月11日、今回の地震により被災された皆さまの救援や被災地の復興に役立ていただくため、石川県、新潟県、富山県および2団体に計2千万円の寄付を行うと発表した。寄付先は石川県に1千万円、新潟県に100万円、富山県に100万円、ジャパンプラットフォームに400万円(特定非営利活動法人)、ピースウィンズ・ジャパンに400万円(一部は物資支援、特定非営利活動法人)。。
三菱ケミカルグループは1月11日、被災された方々と被災地支援のため、日本赤十字社を通じて義援金5千万円を寄付すると決定した。
三井化学グループは1月11日、日本赤十字社を通じて義援金1千万円を寄付すると発表した。同社有志社員による寄付活動「三井化学ちびっとワンコイン」からも日本赤十字社を通じて義援金50万円を寄付し、被災地の支援に活用する予定としている。緊急災害対応アライアンス「SEMA(シーマ)」を通じ、同社グループ関連製品の物資を石川県に出荷する。
豊田合成は1月11日、能登半島を震源とする地震による甚大な被害に対し、義援金の拠出を決定した。義援金の金額は800万円、寄付先は特定非営利活動法人ジャパンプラットフォーム。
ブリヂストンは1月11日、日本赤十字社に同社グループより1千万円、従業員募金「BSmileより50万円の寄付を行うと発表した。
住友化学は1月11日、日本赤十字社を通じて1500万円を寄付するほか、同社役職員から寄付を募集すると発表した。
2024年01月11日