日本ゼオン、第2報発表 能登半島地震、操業への影響

2024年01月15日

ゴムタイムス社

 日本ゼオンは1月12日、能登半島地震の影響について第2報(12日午後3時現在の情報)を発表した。同社および同社グループ企業の社員は全員の無事を確認。自宅家屋などに被害を受けた社員に対しては、適宜必要な支援を継続していく。
 操業状況は次の通り。操業中の事業所(北陸地域グループ企業含む)工程の安全と品質の確認を徹底した上で、事業所で操業を開始している。高岡工場(富山県高岡市、主要製品は合成ゴム、電子材料、高機能樹脂)は1月10日より順次操業中。敦賀工場(福井県敦賀市、主要製品プラスチックフィルム)は1月2日より操業中。ゼオンノース㈱(富山県高岡市、事業内容設備の設計・施工、各種分析他)は1月5日より操業中。ゼオンメディカル㈱高岡工場(富山県高岡市、主要製品医療器材)は1月9日より操業中としている。
 操業停止中の事業所について、氷見二上工場(富山県氷見市・高岡市主要製品プラスチックフィルム)は、工程の安全点検を継続し操業を停止している。操業再開見込みは現在精査中であり、状況が確認でき次第、個別に取引先様に知らせるとしている。

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