住友ゴム工業は1月17日、自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature―related Financial Disclosures、TNFD)が2023年9月に公表した開示提言を採用するTNFD Adopterに登録したと発表した。
これにより、2024年1月15日からスイス・ダボスで開催されている世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)において早期採用者(Early Adopter)として公表された。
今後、TNFD提言に沿った開示を実施するとともに、自然関連課題の適切な管理に向けたアプローチを進めていく。
同社グループは、重要課題特定の過程で「生物多様性の保全」を解決すべき課題の1つとして認識し、取り組みを行っている。2023年11月にはTNFDフォーラムへ参加し、自然関連課題に関するリスク分析を開始した。
同社グループは、社会や環境と共存しながら持続的に事業を行うことに重点を置き、私たちの存在意義=Purposeを「未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる。」と定めている。
Purposeをあらゆる意思決定の拠り所、行動の起点とすることで、経済的価値のみならず社会的価値の向上に取り組み、持続可能な社会の発展に貢献していく。生物多様性・自然領域においても、ステークホルダーの方々と連携しながら、緑化活動や絶滅危惧種の保全活動の継続に加え、事業活動を通じた生物多様性の保全を推進していく。
2024年01月18日