デンカ、第2報発表 能登半島地震、操業への影響

2024年01月22日

ゴムタイムス社

 デンカは1月18日、令和6年能登半島地震による同社青海工場(新潟県糸魚川市)、五泉事業所(新潟県五泉市)をはじめとする同社関連施設・製造設備および操業状況に関し、現時点での状況を発表した。
 従業員への人的な被害は確認されていない。建物および製造設備については、青海工場は安全確保のため、地震発生直後から一部を除き緊急停止をしていたが、設備の点検・補修作業を進め、1月4日以降、安全を確認できた設備から順次操業を再開しており、1月末には概ね通常操業へ復帰できる見込み。五泉事業所は、抗原検査キットなどの検査試薬は、安全を確認した上で1月4日より順次通常通りの操業を行っており、供給への影響はない。インフルエンザワクチンは来シーズンの生産に向けて準備中。
 その他、同社関連設備、製造設備には甚大な被害はなく、個別製品の生産・出荷状況については、各事業部門の営業担当へ問い合わせいただきたいとしている。
 業績への影響については、現在、今期業績への影響額を精査しており、今後、重大な影響が見込まれることが確認された場合には、速やかに公表するとしている。

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