東洋紡は1月22日、令和6年能登半島地震による同社庄川工場(富山県射水市)における影響について発表した。
同社は従業員全員の無事を確認しており、人的被害はない。
同工場の操業への影響については、工場建屋および設備の一部に損傷が発生し、同日時点で織布部門は、安全確保に向けて、工場建屋および設備の復旧作業を進めている。織布部門、および隣接建屋で製造する一部品目に関して、生産再開は4月上旬を予定している。製品出荷は当面の間、在庫などで対応する。
加工部門は、点検の結果、操業に支障がないことが確認できたため、1月9日より生産活動を再開している。
なお、庄川工場以外の同社拠点に関して、同日時点で人的被害および操業への影響はない。また、同件が同社の2024年3月期連結業績に与える影響は軽微なものと見込んでいるが、今後開示すべき事項が発生した場合には速やかに発表するとしている。
2024年01月23日