プライムポリマーは１月29日、ポリエチレン・ポリプロピレンについて、４月１日納入分より価格改定を実施すると発表した。
対象製品は、ポリエチレン（ＨＤＰＥ、ＬＬＤＰＥ）、ポリプロピレン（ＰＰ）で、価格改定幅は現行価格対比＋８円／ｋｇ以上となる。なお、一部製品については、副資材コストの上昇、採算是正のため追加価格改定を実施する予定。
２０２４年４月以降はトラックドライバーの時間外労働上限が規制され、運賃単価上昇や新たな配送拠点設置などによりコストが大幅に増加する。これに加えて、労務費などの上昇により、設備維持費や委託作業費などの製造コスト が増加している。
こうした厳しい経済環境下、同社は、あらゆるコストダウンに懸命に取り組んでいるが、これらのようなコストの上昇は自助努力により吸収できる水準をはるかに超えるものとなるため価格改定をお願いせざるを得ないとの判断に至った。
なお、想定した経済環境が大きく変動する場合は修正をお願いすることもすることもある。
