周南市の公共スポーツ施設 日本ゼオンがネーミングライツ取得

2024年02月01日

ゴムタイムス社

 日本ゼオンは1月30日、徳山工場の所在地である山口県周南市の周南市総合スポーツセンターおよび周南市庭球場のネーミングライツ(施設命名権)を取得したと発表した。同社が公共施設の命名権を取得するのは初めてとなる。
 同日、周南市シビック交流センターにて行われた契約締結式では、周南市の藤井律子市長と同社代表取締役である豊嶋哲也社長が契約書を取り交わし、新たなネーミングライツ名称を披露した。2024年4月より、周南市総合スポーツセンターは「ゼオンアリーナ周南」、周南市庭球場は「ゼオンアリーナ周南庭球場」の愛称となる。
 同社は2021年にスタートした中期経営計画において、注力すべきSDGsの一つに「すべての人に健康と福祉を」のゴールを掲げ、積極的に「健康経営」に取り組んでいる。また、徳山工場と地域との共生を第一に考え、市民の方々がスポーツを通じて心身の健康を保ち、活き活きと輝ける場の提供に貢献し、周南市の更なる発展に寄与したいと考え、今回のネーミングライツに応募した。
 今回決定した愛称の「アリーナ」は、各地域の代表的なスポーツ・エンターテイメント施設の呼称として使われており、日本リーグや全国大会を誘致する同スポーツセンターにふさわしく、利用される市民の方々にもシンプルで呼びやすいことから命名された。同社は、隣接するテニスコートも含めた一帯が「ゼオンアリーナ周南」という愛称で皆様に親しまれ、定着することを願っている。
 同社は、これからも安定・安全な操業を継続しながら、地域の活性化に貢献していく。

周南市・藤井市長と豊嶋社長

周南市・藤井市長と豊嶋社長

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