住友理工の24年3月期第3四半期連結決算(IFRS基準)は、売上高が4571億2100万円で前年同期比15・7%増、事業利益が254億1000万円で同 340・1%増、営業利益が244億5600万円で同405・9%増、税引前利益が218億3400万円で同450・8%増、四半期利益が133億8900万円(前年同期は25億2900万円の純損失)となった。
事業セグメント別では自動車用品の売上高は4153億円で同19・1%増、事業利益は235億円で同7・6倍、一般産業用品の売上高は419億円で同9・8%減、事業利益は19億円で同28・1%減となった。
所在地別では日本は1778億円で同18・1%増、事業利益は85億円で同9・8倍、米州の売上高は1308億円で同24・3%増、事業利益は31 億円(前年同期は42億円の損失)、アジアの売上高は1526億円で同6・6%増、事業利益は154億円で同31・0%増、欧州その他の売上高は506億円で同15・1%増、事業損失は17億円(前年同期は24億円の損失)。
24年3月期通期連結業績は前回公表から修正した。売上高は主要顧客の需要が堅調に推移し前回を上回る見込み。損益面は顧客の増産に伴う増収、原価低減活動、および経費支出の抑制による収益の上振れなどで、事業利益は増額を見込む。
24年3月期通期業績見通しは、売上高6100億円(増減額100億円増、増減率1・7%増)、事業利益340億円(増減額60億円増、増減率21・4%増)、営業利益300億円(増減額35億円増、増減率13・2%増)、当期利益138億円(増減額19億円増、増減率16・0%増)と予想する。
2024年02月01日