モルテンは2月2日、汚れ・臭い・雑菌からの徹底防御とリサイクルを可能にした、「all TPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)マットレスカバー」を新たに開発し、このカバーを装着した標準マットレス(静止型マットレス)を、病院・施設・在宅向けに2024年2月5日から販売開始すると発表した。
「all TPUマットレスカバー」は、マットレスの汚れから内部へ臭いが浸透することによる雑菌繁殖の徹底防御を行い、リサイクル可能な素材と生産技術の開発、また従来から行っている製品回収・再生システムの運用を拡大するマットレスアウターカバーとなる。
マットレスカバーは素材的にリサイクルが難しく、燃やすか埋めるかしかない、というこれまでの常識を変え、社会全体の課題である環境負荷へ対応する。まずは病院や施設、在宅で使用する標準マットレスからはじめ、順次すべてのマットレスに展開する予定となる。
同社では、「From the Inside Out(フロム・ジ・インサイド・アウト)」の理念に基づき、「内から外へと広がる豊かな人生と、健康で安心して暮らせる社会のために」貢献できるよう、今後も革新的な新製品を創造し、伝達していく。