西川ゴム工業の24年3月期第3四半期連結決算は、売上高は899億5300万円で同22・0%増、営業利益は43億7100万円(前年同期は営業損失11億6200万円)、経常利益は58億8300万円(前年同期は経常損失1億9700万円)、四半期純利益は36億3400万円(前年同期は四半期純損失1億6900万円)となった。 日本の売上高は425億3200万円で同20・6%増、営業利益は42億4500万円で同869・1%増となった。自動車生産台数が前年同期比で増加したことに加え合理化・効率化活動の継続などで増収増益だった。
北米の売上高は329億6800万円で同37・9%増、営業損失は18億9000万円(前年同期は営業損失32億7400万円)となった。自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどにより増収となったが、継続する労働環境の逼迫による特別費用の支出等により営業損失となった。
東アジアの売上高は96億9000万円で同16・1%減、営業利益は3億800万円で同41・5%減となった。売上高は自動車生産台数が前年同期比で増加したが、同社の受注車種が減少する中、徹底的なコスト削減を継続して推進した。
東南アジアの売上高は98億7700万円で同26・2%増、営業利益は17億6200万円で同56・6%増となった。自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどにより増収増益となった。
24年3月期通期売上高は1180億円で前期比20・2%増、営業利益は49億円で同537・3%増、経常利益は71億円で同211・4%増、当期純利益は35億円で同65・9%増を見込んでいる。
2024年02月12日