ポバール興業の24年3月期第3四半期決算は、売上高がは27億100万円で前年同期比2・2%増、営業利益は2億6100万円で同4・0%減、経常利益は2億8800万円で同0・3%増、四半期純利益は1億6800万円で同14・6%減となった。セグメント別では、総合接着・樹脂加工の売上高は22億1500万円で同0・8%増となった。自動車・鉄鋼業界を中心に受注が底堅く推移。研磨関連製品は次世代半導体用研磨パッドの販売が拡大した。
特殊設計機械の売上高は4億8500万円で同8・9%増となった。特殊設計機械は国内の設備投資全般は引き続き低調な状況にあるが、新規顧客の開拓が奏功し、メカニカルシールなどの受注が好調に推移した。
24年3月期の通期連結業績予想は、売上高が36億2300万円で前期比1・6%増、営業利益は3億8100万円で同3・5%増、経常利益は4億1000万円で同7・1%増、当期純利益は2億3800万円で同6・7%減を見込んでいる。
2024年02月13日