東洋紡エムシーは2月13日、ポリエステルスパンボンド不織布製品について、価格改定を実施すると発表した。
スパンボンド不織布製品に関しては、円安による原油価格の高騰を背景にした原材料価格の高止まり、物流費や梱包資材の度重なる値上げに加え、設備の老朽化に伴う修繕費等が増加している。このような状況下で、同社は徹底したコスト削減や生産性の向上に鋭意努力してきたが、現在の価格体系ではユーザーへの安定的な製品供給が困難と判断し、2024年4月1日出荷分より、価格を改定する。
今後も、事業採算性改善に向けてあらゆるコスト削減策等に取り組んでまいるので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げるとしている。
対象製品は、ポリエステルスパンボンド不織布、改定幅は、現行価格より 10~15%の値上げ、改定時期2024年4月1日出荷分よりとなる。
2024年02月14日