三菱ケミカルは2月13日、福井県と持続可能な社会構築に向けた包括連携協定を2024年2月9日に締結したと発表した。
同社グループは、化学を基盤とした革新的なソリューションで、人、社会、そして地球の心地よさが続いていくKAITEKIの実現を目指している。また、事業による社会への貢献に加え、事業活動を展開している国々・地域において、次世代育成、水資源の保全など、コミュニティへのさまざまな貢献活動を行っている。
一方、福井県は、福井県長期ビジョンの実現に向け、民間企業との県政全般にわたる包括連携を積極的に推進しており、また内閣府の「SDGs未来都市」に選定され、「福井の未来を担う次世代の育成」を中心に位置づけて、経済・社会・環境の好循環を生み出し、持続可能な地域となることを目指している。
今回、福井県と同社が連携・協力を行い、持続可能な社会構築のため、包括連携協定を締結することになった。
主な連携内容は、SDGs推進に関することとして、「水を活かした社会づくりの推進」「持続可能な農業の促進」「地域防災の強化」、脱炭素社会の実現に関することとして、「環境負荷が少ない素材の活用および資源循環の促進」「子どもたちへの環境教育等の推進」、その他、福井県の魅力発信、地域活性化に関することとして、「観光情報の発信」「県産品の販売促進」「先進事例の共有」となっており、締結期間は令和6年2月9日(金)~令和6年3月31日(日)で1年ごとに更新の予定。
今後実施予定の取り組みは、環境に配慮した会議やイベントの開催(全国知事会議など)、給水スポットの拡大によるマイボトル運動の推進、「ふるさと環境フェア2023」へのブース出展による環境啓発(2023年11月に先行実施)となっている。
2024年02月14日