三洋貿易は海外メーカーの電気自動車(EV)等の分解部品展示やCaresoftの最新のベンチマーキングサービスを体験できる「Sanyo Solution Gallery」(瑞浪展示場)の展示内容を大幅に拡充し、24年2月にリニューアルオープンした。
同展示場は岐阜県瑞浪市の廃校となった校舎を再活用。22年3月にオープンして以降、自動車メーカーをはじめ、部品供給メーカーや材料メーカーなど、総数400社以上、延べ5千人以上が来場した。今回のリニューアルではBYDの「Yuan Plus(日本名:Atto3)」やメルセデスベンツの「EQS」など8車種の分解部品展示を新たに開始した。展示会場で手に取り確認できる分解部品展示は15車種、約9万点(リニューアル前は7車種、約4万点)となった。同展示場では、それぞれの車種に搭載されている部品を比較しやすいよう、モーター・インバーターなどのEVパワートレインシステム、バッテリー・空調の温度管理を担うサーマルマネジメントシステム、骨格部品や足回り・内外装部材など、部品群ごとに展示。また、Caresoftのソリューションで車体に搭載された部品の詳細データを確認し、実物を手に取って比べることができるほか、TeslaやBYDなどの最新EVの完成車5台も見ることができる。
2024年02月14日