豊田合成は2月15日、国際的な環境非営利団体である CDPが実施する企業調査において、「気候変動」および「水セキュリティ」の2分野で、リーダーシップレベル(Aマイナス)の評価を獲得したと発表した。
従来よりも高い中長期のCO2削減目標と活動計画の策定、CO2排出量・水の使用量・廃棄物の着実な低減、TCFDのガイドに基づく積極的な情報開示などが今回の評価につながった。
同社は、豊かな地球を未来に残すことを企業の使命と捉え、コア技術であるゴム・樹脂分野での知見を活かし、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めている。自社の生産活動などで発生するCO2排出量(スコープ 1・2)については、2023年8月にカーボンニュートラル実現時期を2050年から2030年へ大幅に前倒しするとともに、スコープ 1・2以外の間接排出量(スコープ 3)でのCO2削減についても、新たに目標を設定して「SBT 認定」を取得するなど取り組みを加速している。今後も、持続可能な社会の実現に向け、環境に配慮した事業活動を推進していく。
2024年02月16日