昭和ホールディングスの24年3月期第3四半期連結決算は、売上高が68億1100万円で前年同期比19・4%増、営業損益が700万円、経常損失が8億100万円、四半期純損失が5億600万円となった。
セグメントのうち、ゴム事業の売上高は19億5500万円で同57・6%増、セグメント利益が1億6400万円で同786・7%増。ゴムライニング防食施工は東日本における大手施工会社としてオンリーワン企業としての地位が確立され、ゴム事業の中で収益性と競争力が高い事業となる。今後は更に残存者利益を享受できる地位を確立しているので、ゴム事業内におけるゴムライニング防食施工への選択と集中を進めることで売上高と利益を増加させられると考えている。
通期の業績予想は直近に公表されている業績予想からの修正は無く、同社グループを取り巻く事業環境が目まぐるしく変化しており、同社の連結子会社が進出している各国の状況を詳細に精査・検討を行う必要があり、現時点では適切な予想をすることが困難なことから、業績予想の公表を差し控えた。
2024年02月19日