三ツ星ベルト2ランクアップ CDP気候変動、水セキュリティ

2024年02月21日

ゴムタイムス社

 三ツ星ベルトは2月14日、国際的な環境非営利団体であるCDPより「気候変動」、「水セキュリティ」の2分野で「B」スコアと評価されたと発表した。「気候変動」では、昨年度の「C」評価から2ランクのスコア向上となる。
 CDPは2000年に英国で設立した国際的な環境非営利団体。企業や自治体の気候変動、水資源保全、森林保全の環境問題への取り組みを調査し、「A」から「Dマイナス」の8段階で評価・公表している。今年度の同社の評価「B」は、上位から3番目のスコアであり、「気候変動」においては同社がカテゴライズされている「Wood&rubber products」グループにおいて上位25%に位置する。
 同社は「2030年度のありたい姿」において「持続可能な社会の実現への貢献(社会的・経済的価値の向上)」を掲げ各ESG課題の解決に取り組んでいる。気候変動については「脱炭素社会実現への貢献」を、水資源については「環境保全への取り組み」をマテリアリティの一つとしており、それぞれ削減目標を設定し、再生可能エネルギーの導入や冷却水循環システムの導入などの取り組みなどを進めている。
 同社は今後も、企業理念「人を想い、地球を想う」のもと気候変動をはじめとする各ESG課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していく。

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