バンドー化学は2月29日、Bando Iberica,S.A.(スペイン)の建屋屋上に太陽光発電システムを設置し、2月から稼働を開始したと発表した。
同社は、2050年までに同社グループのCO2排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル実現に向けて、クリーンエネルギーの活用などを推進しており、太陽光発電システムの設置は、この取り組みの一環となる。
設置場所は、Bando Iberica,S.A.(スペイン)、発電能力は、18・2kW、年間発電量(予測)は、1年当たり、2万3500kWh(自社使用電力の約60%に相当)、CO2削減量は、約1年当たり5・6t―CO2となる。
同社グループにおいては、国内全工場のほか、Bando Manufacturing (Thailand)Ltd.(タイ)やBando(India)Pvt.Ltd.(インド)、Bando Belt(Tianjin)Co.,Ltd.(中国・天津)への太陽光発電システムの導入など、クリーンエネルギーの活用を積極的に進めている。
今後も引き続き、CO2排出量の削減など気候変動への対応を進めていく。
2024年03月01日