ニッタは3月1日、植物由来のナイロンを主原料を使用したバイオマスナイロンチューブの販売を開始した。近年、ユーザーのカーボンニュートラル意識の向上に伴い、バイオマス製品への需要も増加している。同社はサステナブルな社会の実現に向けて様々な取り組みを行うなかで、環境配慮型製品として、植物由来のナイ口ンを主原料とした「バイオマスナイロンチューブ」を開発し、販売を開始する。
製品名はバイオマスナイロンチューブ。特長は植物由来のナイ口ンを主原料としたチューブであり、植物由来割合は約80%(ASTM D6866に基づく計算値)、約70%(一般社団法人日本有機資源協会に基づく計算値)となる。
バイオマスマーク認定として、植物由来の資源(バイオマス)を活用し、品質及び安全性が関連する法規、基準、規格等に適合している環境商品として、日本有機資源協会よりバイオマスマーク商品の認定を受けている。
受注開始時期は、2024年3月1日からとなる。同社は、製品を使用する際のエネルギー消費を考慮した軽量化や長寿命化等の製品設計等により、地球温暖化防止、環境保護、二酸化炭素排出削減に資する省エネ貢献製品の拡充に努め、長期的な観点で、環境に配慮する企業活動を積極的に行っている。
2024年03月04日