住友理工は3月4日、公益財団法人世界遺産賀茂御祖神社境内糺の森保存会へ1,000万円を寄付したと発表した。
今回の寄付は、史跡「糺の森」の環境整備や、国宝・賀茂御祖神社を含む文化財・社殿の保全などに充当される。
ユネスコより世界文化遺産に登録されている「糺の森」は、近年の急速な都市化や気候変動による森林の荒廃、建造物の破損が進んでおり、保護と整備が必要となっている。同事業への支援は、同社グループが実現したい未来社会像である「自然と都市と人の空間が繋がる グリーンで快適な社会」に資するものと判断しており、今回「世界遺産・国宝賀茂御祖神社・国指定史跡「糺の森」環境保全・文化財保存修理事業」への寄付を実施した。
同社グループは、天然ゴムをはじめ、大気や水、鉱物など様々な自然の恵みを利用して事業活動を行っている。昨年策定した「住友理工環境長期ビジョン2050」では、これら自然の恵みや自然環境を事業活動によって破壊することなく、後世に引き継いでいく責任があることを認識し、自然共生社会へ貢献することを掲げている。同社は今後も自然との共生、生物多様性保全のため、活動を継続する。
2024年03月05日