日本グッドイヤーは３月５日、国内における世界自然遺産の一つ、小笠原諸島にて環境保全のために小笠原村が運行するバスへのタイヤ提供を開始したことを発表した。これに伴い、３月３日（日）竹芝客船ターミナルで開催された小笠原ＤＡＹにて、支援目録の贈呈式が行われた。
同社では、グローバルで掲げる「Ｇｏｏｄｙｅａｒ Ｂｅｔｔｅｒ Ｆｕｔｕｒｅ」というＣＳＲスローガンのもと、長年にわたり、持続的に地域貢献活動に力を入れてきた。グッドイヤーの世界自然遺産への支援活動は、２０１８年の知床に続き、２０２２年に白神山地、２０２３年には屋久島でも開始した。そして今回、小笠原諸島においても支援活動を開始した。
小笠原諸島は、これまで一度も大陸と陸続きになったことがない海洋島で、他では見られない固有種が多く、現在進行形で独自の進化を遂げている生態系が認められ、２０１１年に世界自然遺産に登録された。小笠原村では、環境保護の一環として、個人の自動車の使用を控えバスによる移動を推奨している。同社は、小笠原村が運営するバス２台、ワゴン車１台へタイヤの提供を開始した。
贈呈式は、小笠原村からは小笠原村観光局公式キャラクターである「おがじろう」、同社からは大上人事本部長が出席のもと、竹芝客船ターミナルにて小笠原ＤＡＹのステージプログラムの一環として実施された。さらに、今回贈呈式に公務の都合上、出席がかなわなかった小笠原村の渋谷村長からは、ビデオメッセージを頂いた。
また、同日は小笠原ＤＡＹへのブース出展も行い、「Ｇｏｏｄｙｅａｒ Ｂｅｔｔｅｒ Ｆｕｔｕｒｅ」のコンセプトのもと、グッドイヤーのタイヤを装着した車両のパネル、タイヤの展示などを行った。
今後とも同社は、「Ｇｏｏｄｙｅａｒ Ｂｅｔｔｅｒ Ｆｕｔｕｒｅ」のスローガンのもと、継続的に地域貢献活動を実施していく予定。
おがじろうと大上人事本部長
