NOKは3月5日、電極シリーズ「Sotto(そっと)」の新製品として開発中の多孔質状EMS(Electrical Muscle Stimulation)用ドライ電極「そっとポーラス」を3月12日~14日に東京ビッグサイトで開催される「ヘルスケアJAPAN東京24」の同社ブースに初出展する。
「そっとポーラス」は、柔らかく人体の動きに追随する特殊ウレタン系素材に同社の持つ配合技術、コーティング技術を応用し、導電性を付加した。水分が不要で装着時の冷たさに悩まされることなく、取り扱いが簡単、完全ドライで使用できるクッション性のある電極。粘着性がなく、繰り返し使用可能で、人体の細かい動きに追随する。想定の用途例は、EMSトレーニング機器、ベッドでの筋力維持装置、誤嚥予防の嚥下筋肉強化など。
今回の展示会で同社は市場ニーズの調査や協業先の模索を目的に、ヘルスケア分野に応用可能な同社の技術・製品を紹介する。出展製品は「そっとポーラス」の他にも、グループ会社の日本メクトロンが製造する「ハイドロゲル付きストレッチャブルFPC」、開発中の「フレキシブル超音波センサー」を展示する。
2024年03月08日