9月のプラ原材料生産 前年同月比 16・3%減に

2012年01月18日

ゴムタイムス社

 日本プラスチック工業会連盟がまとめた9月のプラスチック原材料生産実績は84万4984トンで前年同月比16・3%減となった。
 総合計では、09年の11月から11年の6月までは増加傾向だったが7月から減少に転じ、3ヵ月連続の減少。
 主な原材料でみると、
 熱硬化性樹脂の合計は7万8439トンで前年同月比10・5%減となったが、その中で、ウレタンフォームだけが1万6216トンで同0・3%増でそれ以外は減少した。
 熱可塑性樹脂の合計は75万3016トンで同16・9%減となり、その中で、石油樹脂が同27・2%増、ポリビニルアルコールが同40・6%増と大幅な増加、ポリアミド系樹脂成形材料が同2・2%増、ふっ素樹脂が同1・3%増。それ以外は減少という結果になった。
 この結果、1―9月累計のプラスチック原材料生産実績は856万7182トンで前年同期比5・7%増加。主な原材料では、特に変性PPEが同49・2%減と大幅に減少した。

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