デンカは3月12日、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2024(大規模法人部門~ホワイト500~)」に、2年連続で認定されたと発表した。健康経営優良法人としては、同社は3年連続の認定となる。
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度。大規模法人部門の上位500法人は「ホワイト500」として認定される。
同社は従業員とその家族の健康保持・増進を経営の重要課題と捉え、2021年4月に同社の健康経営における理念や行動指針を明文化した「健康経営宣言」を表明した。同年に新設した健康推進室を中心に健康保険組合や労働組合とも連携し、健康経営に資する活動を継続して行っている。
具体的には、従業員の健康診断のデータ分析結果から、KPIの設定および健康課題の戦略マップへの落とし込みを行い、それらに基づいた施策を展開している。特定保健指導や禁煙補助策の拡充および禁煙Dayの設定などの禁煙対策を強化した他、毎年5月の最終週をデンカ健康Weekと称し、労使共催のウォーキング大会やセミナー、転倒防止を目的とした歩行測定会などを開催している。
同社は今年度スタートした経営計画「Mission2030」においても、事業・人財・経営の3つの価値創造の一つである「人財価値創造」として、同社のコアバリュー「挑戦」「誠実」「共感」の下、従業員一人ひとりが心身ともに健康でいきいきと働き、自己成長を実感できる会社にしていくことを戦略として掲げ、健康経営の実践に取り組んでいる。
同社はこれからも、「化学の力で世界をよりよくするスペシャリストになる」というパーパスのもと、世界に誇れる化学で、人々の暮らしと社会に貢献し続ける。
2024年03月13日