旭化成は3月12日、同社と同社の5事業会社(旭化成エレクトロニクス、旭化成建材、旭化成ホームズ、旭化成ファーマ、旭化成メディカル)が、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2024~ホワイト500~」の認定を受けたことを発表した。「健康経営優良法人2023」に続き、2年連続の認定となる。
「健康経営優良法人」を認定する「健康経営優良法人認定制度」は、健康課題に則した取り組みや健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人などを顕彰する制度。健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」としての評価を受けることができる環境を整備することを目的としている。
同社グループは、2020年に「旭化成グループ健康経営宣言」を制定し、企業価値を持続的に向上させていくためには、「人財がすべてである」という考えに基づき、「健康経営」を推進し、従業員が⼼⾝共に健康で活躍できる環境を整備してきた。
そしてグループの⽣産性向上・発展のために、健康経営の⽬的である「⼀⼈ひとりの活躍・成⻑」「働きがい・⽣きがい向上」「活気あふれる強い組織⾵⼟づくり」に向けて、メンタルヘルス不調、⽣活習慣病関連疾患、がん、喫煙、睡眠への対策として、各施策・活動を積極的に取り組んでいる。今回の認定は、こうした取り組みが評価されたものと考えられる。
同社グループでは、健康管理活動を基盤に、従業員の心身の健康保持増進への取り組みを推進・サポートし、個人の活力向上、組織の活性化による組織風土の改善を図るとともに、事業活動を通じて「持続可能な社会への貢献」と「持続的な企業価値向上」の2つのサステナビリティの好循環の実現に向け取り組んでいく。
2024年03月13日