PSジャパンは3月13日、ポリスチレン樹脂について、4月1日出荷分より価格の改定を実施することを決め、需要家への説明と改定交渉に入ったと発表した。
対象商品はポリスチレン樹脂「PSJ―ポリスチレン」で、改定幅は全グレード+20円/kg以上となる。
ポリスチレンの主原料であるナフサ及びベンゼン価格が高騰または高止まりしており、更に為替も急激に変化しているが、それに加え4月以降の物流費のアップ、昨今の労務費の上昇、生産設備維持費用の増大、環境対応へのコストなど、これら事業運営を維持していくためのコスト上昇を全て自助努力で吸収する事は極めて困難な状況にあるため、同社は価格改定の実施を決定した。
2024年03月14日