日本プラスチック工業連盟がまとめた9月のプラスチック製品生産実績は46万9961トンで前年同月比7・1%減の3ヵ月連続減少となった。
主な製品でみると、フィルムの農業用が同1・8%増、ラミネートが同3・4%増、板の平板が同2・6%増、輸送機械用が同3・2%増、容器のその他が同20・5%増、床材料が3・2%増、建材計の雨どいおよび同付属品が同25・5%増、その他製品の異形押出製品が同1・6%増。ホースが同9・7%増となったが、それ以外の製品は減少した。
この結果、1―9月累計のプラスチック製品生産実績は426万0248トンで前年同期比0・2%増加し、昨年の4月以来6ヵ月連続の増加となった。
主な製品では、フィルムシートは同0・2%増、板は同0・7%増、パイプは同2・1%増、継手は同10・0%増、日用品・雑貨は同6・6%増、容器は同2・2%増、建材は同7・5%増、発砲製品は同1・7%増と2ヵ月連続増加しているが、合成皮革と機械器具・部品は8月に続き減少した。
2012年01月18日