デンカと同社の持分法適用関連会社の東洋スチレンは3月19日、デンカ千葉工場(千葉県市原市)内に使用済みポリスチレン(PS)のケミカルリサイクルプラントを竣工したのに合わせ、同日ポリスチレンケミカルリサイクルプラントを報道陣に公開した。
ケミカルリサイクルは、油化やガス化、モノマー化があるが、デンカグループが採用したのはモノマー化と呼ばれるリサイクル手法。モノマー化はPSを化学的に熱分解し、化学原料(スチレンモノマー、SM)の状態に戻した後、再度重合することで、バージン材同等の品質と物性で制限なく使用できる。
千葉工場に竣工したPSのケミカルリサイクルプラントは年間3千t
2024年03月22日